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3.アレルギーかな?と思ったら
4月 3, 2008 |

アレルギーは放っておくと重症化・慢性化に繋がる恐れがあります。前述したような症状を繰り返す場合には、医師の診察を受けアレルギーか否かを診断して頂きましょう。アレルギーと診断された場合には早めにアレルゲンを同定し除去・回避に努めましょう。


「アレルゲン」となるものを食べたり吸入したりすることにより繰り返し体内にアレルゲンを取り込むと、アレルギー症状はどんどん進行していきます。その結果、アレルギー症状が強くなったりちょっとした刺激でも症状を起こしやすくなり、病気の重症化・慢性化に繋がっていきます。

これは、繰り返し「アレルゲン」を取り込むことで体の中でアレルギー反応が起こり、患者さんのアレルギーを起こす物質に対する感受性が強くなるためと考えられています。

このような状態が繰り返されると、薬の量や回数が増え続け、薬を減らすこともできなくなります。症状がひどいときにはまず薬で症状を和らげることが大切なことは言うまでもありませんが、アレルギーの根本的な治療は原因アレルゲンに接触しないことです。原因アレルゲンを除去・回避することで症状が起きなくなり、薬の投与も軽減することができます。 

 

早期の適切な診断と治療によりアレルギーマーチの進展を予防しましょう。

アレルギーマーチ:

アトピー体質の人の場合、一つのアレルギー症状がおさまっても、その成長・加齢とともにアレルギー症状が姿を変えて発症することが知られています。これを『アレルギーマーチ』といいます。

アレルギーマーチの進展予防ポスター

アレルギーは皮膚炎、喘息、鼻炎などいろいろな形でその症状が発現します。アレルギーが原因でそのような症状がでてきた場合には、できるだけ早く正しい診断、適切な治療を受け慢性化・重症化させないことはもちろん、アレルギーマーチを進展させないこともとても大切です。アレルギーマーチの進展予防の例としては、乳児の卵アレルギー(アトピー性皮膚炎)患児における検討で早期に卵の除去を開始することにより、他の食べ物やダニに対する抗体ができにくくなり、その後の喘鳴発症率も低下したという報告があります。

アレルギーの臨床10(12),1990